XMLHttpRequestオブジェクトはAjaxの要石とも言われています。
ブラウザーはビルトインのJavaScriptを使いXMLHTTPRequestオブジェクトを作成します。(Internet Explorer 5とInternet Explorer 6の場合はActiveObjectというものを使います。)
それではチュートリアル1で作成した "testAjax"にXMLHTTPRequestオブジェクトを作成できるようJavaScriptを書き加えましょう。
<script type="text/javascript">
function ajaxFunction(){
var xmlhttp;
if (window.XMLHttpRequest){
// IE7以降, Firefox, Chrome, Opera, Safariのためのコード
xmlhttp=new XMLHttpRequest();
}else if (window.ActiveXObject){
// IE6, IE5のためのコード
xmlhttp=new ActiveXObject("Microsoft.XMLHTTP");
}else{// その他のXMLHTTPをサポートしていないブラウザーの為のコード
alert("このブラウザはXMLHTTPをサポートしていません!");
}
}
</script>
今回やっていることは以下の四点です。
1.XMLHttpRequestオブジェクトを保持するためにxmlhttpというバリアブルを作成。
2. xmlhttp =new XMLHttpRequest() でXMLHttpRequestオブジェクトを生成。
3.もし失敗た場合IE5とIE6で用いられていたActiveXObjectを作成。
4.それでも失敗してしまった場合はブラウザーが古くてXMLRequestオブジェクトをサポートしていないことが予想されるのでアラートを出す。
チュートリアル3はXMLHttpRequestのプロパティについてです。