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初版2009/08/11: 最終更新日2009/08/11
XMLHttpRequestオブジェクトののプロパティ
目次
XMLHttpRequestオブジェクトののプロパティ
onreadystatechangeプロパティ
readyStateプロパティ
responseTextプロパティ
statusプロパティ
XMLHttpRequestオブジェクトのプロパティ
XMLHttpRequestオブジェクトの重要なプロパティについてです。
サーバにデータを送るためにはXMLHttpRequestオブジェクトのプロパティについて知ることが基本です。
onreadystatechangeプロパティ
サーバにリクエストを送信した後にサーバがデータを受け取り、それを返すファンクションが必要です。
onreadystatechangeプロパティの中にサーバからのレスポンスを扱うコードを記入します。
それによりファンクションの中に組み込まれたコードが自動的に呼び出されるようになります。

xmlhttp.onreadystatechange=function(){
    // ここにコードを書きます。
}

readyStateプロパティ
readyStateプロパティはサーバの状態を保持します。
このreadyStateプロパティが変わる度にonreadystatechangeファンクションが実行されます。
readyStateプロパティの状態の一覧は下記の通りです。

  • 0  リクエストは初期化されていません
  • 1  リクエストがセットアップされました
  • 2  リクエストが送られました
  • 3  リクエストをプロセス中です
  • 4  リクエストを完了しました
リクエストが完了したかどうか確かめるためにonreadyStatePropertyにif文を書き足します。

xmlhttp.onreadystatechange=function(){
    if (xmlhttp.readyState == 4){
        // ここにコードを書きます。
    }
}

responseTextプロパティ
responseTextプロパティを用いてサーバから送られたデータを読み取ります。
onreadystatechangeの無名関数内にresponseTextプロパティの結果を代入する形になります。

xmlhttp.onreadystatechange=function(){
    if(xmlhttp.readyState == 4){
        document.myForm.time.value = xmlhttp.responseText;
    }
}

statusプロパティ
statusプロパティを用いてサーバから送られてきたデータが正常か判断します。statusプロパティの一覧は以下のとおりです。
200であれば正常ですが、それ以外はエラーです。

状態
200OK
401Unauthorized
403Forbidden
404Not Found
500Internal Server Error

xmlhttp.onreadystatechange=function(){
    if(xmlhttp.readyState == 4 && xmlhttp.status == 200){
        document.myForm.time.value = xmlhttp.responseText;
    }
}

チュートリアル4はXMLHttpRequestを用いたサーバとのコミュニケーションの方法についてです。