トップページ >  Android >  Androidの概要
初版2010/01/05: 最終更新日2010/01/05
Androidの概要
目次
Andoidとは何か
Andoidの特徴
Andoidのマーケット
Andoidとは何か
Androidは、Google社が開発した、 モバイル端末向けのOSの名称で、同時にこのOSを用いた端末のことを指します。

Androidの他の競合製品との大きな違いの一つは、 Google社が持っている戦略であるChrome OSとも関連する将来構想があります。

デスクトップアプリがいずれ役割を縮小し、 ネットと常につながったブラウザベースのOSが主流になるという見通しがあるのです。 Android OSはそのような流れの中で、モバイル向けに開発されてきました。

Andoidの特徴
さらに、大きな特徴として、ライセンスがオープンソース(GPL)であり、 世界中の誰もが自由に利用できる形態になっていることです。

そのため、他の、例えばマイクロソフト社のWindows Mobileの利用は、 マイクロソフト社の許可が必要ですし、 iPhoneに搭載されているiOSはアップル社の許可が必要なのに対し、 Android OSを利用するのは、全く自由に、誰の許可を得ることなく可能になっています。

この結果、Android OSを搭載するモバイル端末は世界中で多数発売されることになり、 非常に多様な端末が市場に出回ることになりました。

アプリケーションの開発においても、似た事情が存在します。 iPhone/iPad開発にはアップル社のMacintoshを所有していることが条件になります。 Androidの開発は特にマシンの種類を問いません。 オープンソースの開発環境で、いろんなマシンにインストールして開発が可能です。

Andoidのマーケット
マーケットでも違いがあります。 モバイル端末向けのアプリケーションマーケットはWindowsモバイルではあまり大きな規模がありません。 iPhone/iPad向けの市場が急速に伸びてきた流れがありました。

しかしアップル社の場合はアプリケーションの審査があり、開発者が自由に市場投入するには どうしても一定の制限が掛かってきたり、市場に出すまでにある程度のタイムラグが発生するということは 避けることができませんでした。

これに対して、Androidは後発ではありますが、 アプリケーションを自由に市場に出すことができるという特徴があります。

総じて言えるのはAndroidは、システム自体がオープンソースで開かれていますが、 そのマーケットについても、非常に開かれた環境を提供している、 ということが言えます。

こういった特徴が、多くの開発者を引きつけ、 その魅力が認識されてきました。