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初版2003/10/27: 最終更新日2003/10/30
コンパイル方法
目次
単一モジュールコンパイル方法
複数モジュールコンパイル方法
単一モジュールコンパイル方法
ソースファイル名がtest.cである場合、test.cをコンパイルするには、コマンドプロンプトのコマンドライン上で、

lcc test.c

と実行します。エラーが無ければ、カレントディレクトリにtest.exeが作成されます。
この時、実行ファイルtest.exeの名前をa.exeに変更したい場合は、

lcc -o a.exe test.c

というように実行します。

複数モジュールコンパイル方法
ソースファイルがa.c、b.c、c.cというように複数ある場合にコンパイルするには、コマンドプロンプトのコマンドライン上で、

lcc -o test.exe a.c b.c c.c

と実行します。すると、a.cがコンパイルされてa.objが作られ、b.cからb.objが、c.cからc.objが作られます。そしてエラーがなければリンカが呼び出されてa.obj、 b.obj、 c.objを結合し、test.exeを作ります。

今、ソースファイルa.cを変更したとします。a.cだけコンパイルし、3つのオブジェクトをリンクしexeファイルを作成するには、

lcc -o test.exe a.c b.obj c.obj

と実行します。また、-cオプションを指定すると、コンパイルだけおこない、リンクは実行しません。したがって、

lcc -c a.c

でa.objが作られ、

lcc -o test.exe a.obj b.obj c.obj

でa.obj、 b.obj、 c.objを結合した実行ファイルtest.exeが作られます。