プッシュダウンは、プルアップと反対のリファクタリングで、スーパークラスにあるメソッドやフィールドを、サブクラスに移動することを プッシュダウン といいます。
スーパークラス内で、「リファクタリング」 - 「プッシュダウン」を選択すると、下図ウィンドウが開きます。



このウィンドウで、スーパークラスのメンバーが表示されますのでプッシュダウンしたいメンバーにチェックを入れます。
編集ボタン又はアクション欄をダブルクリックして「プッシュダウン」にするか「abstract宣言を残す」にするかを選択できます。
但し、スーパークラスが抽象クラスでない場合、「abstract宣言を残す」することはできません。

プッシュダウンする宛先クラスはプレビューボタンを押すと見ることが出来ます。



またこのプレビュー画面の上のtree欄で、プッシュダウンを実行するサブクラスと実行しないサブクラスを選択することが出来ます。
最後に「OK]をクリックすれば、選択したメンバーがプッシュダウンされます。