exコマンドを改行区切りで記述したファイルをあらかじめ作成しておき、そのファイルを
:so ファイル名
というようにsoコマンドで読み込むと、exコマンドをバッチ処理することが出来ます。
この時、ファイル名は
C:\ex.txt というように絶対パスで指定します。
時々、仕様書に日本語で書かれたSQLがあったりします。以下のようなSQL文のことです。
select 社員番号
from 社員テーブル
こういう場合、仕様書に書かれているSQL文の日本語部分を一々書き換えるのが面倒くさかったりします。
ですので、あらかじめ日本語部分を一括置換で置き換えるコマンドを記述したファイルを作成しておきます。
そしてSQL文をgvimに貼り付けて、exコマンドを記述したファイルをsoコマンドで読み込んで一気に置換してSQLの日本語部分を書き換えることができます。
マクロ機能でも同様のことが可能ですが、マクロは編集が出来ない(追加書きはできる)みたいですので、exコマンドのみであればファイルに記述してsoコマンドで読み込むほうが便利です。
以下は、exコマンドを記述したファイルの例です。
このファイルを読み込むと、ファイルはfileに変換されて、テキストはtextに変換されて、ウィンドウズはwindowsに変換されます。
:%s/ファイル/file/cg
:%s/テキスト/text/cg
:%s/ウィンドウズ/windows/cg