マクロでファイル書き出しを行うにはFreeFileステートメントとOpenステートメントを使用します。
FreeFileの戻り値はファイル番号を返します。この番号をファイル書き出しの際や、ファイルクローズの際に使用します。
Inf = FreeFile
Open "c:¥tools¥a.txt" For Output As #Inf
これでa.txtというファイルを出力モードで操作できるようになります。
Outputとした場合、存在しないファイルを指定した場合は新規作成されます。
既にファイルが存在する場合は上書き保存してしまいます。
ファイルを出力するにはWriteステートメントを使用します。
Inf = FreeFile
Open "c:¥tools¥a.txt" For Output As #Inf
Write #inf "テスト"
toolsというフォルダが存在しない場合はエラーとなります。その場合はフォルダを作成してください。
これでa.txtというファイルに"テスト"と出力されます。
Writeステートメントは出力する際にダブルクォーテーションで文字を囲みます。そうしないと正常に出力されません。
エクセルのセルを出力する際も勝手にダブルクォーテーションで囲まれて出力されます。
Printの場合はそのまま出力されるためダブルクォーテーションが出力されません。
改行コードは勝手に出力されますが、出力したくない場合は;を最後につけます。
Inf = FreeFile
Open "c:¥tools¥a.txt" For Output As #Inf;
Print #inf "テスト";