OHSのサーバー・プロパティ
OEMでは、Oracle HTTP Server(以下、OHS)のプロパティを設定することができます。
OHSとは、OEMではHTTP Serverという名前のコンポーネントを言います。
OHSの設定には下図の「HTTP Server」 - 「管理タブ」 - 「サーバー・プロパティ」をクリックして設定変更することが出来ます。
OHSのサーバー・プロパティ
一般
サーバー・プロパティページを見ると、「一般」欄があります。
ここではドキュメントルートと管理者の電子メールを設定することが出来ます。
ここで行う設定変更は、設定後、ページ下の「適用」ボタンを押してOHSを再起動すると設定反映されます。
OHSのサーバー・プロパティ
以下にOEMとhttpd.confの対応するディレクティブを記述します。
OEM | httpd.conf |
ドキュメント・ルート | DocumentRoot |
管理者の電子メール | ServerAdmin |
DocumentRoot
DocumentRootについてはApacheで説明してますので
こちらをご覧ください。
ServerAdmin
ServerAdminについてはApacheで説明してますので
こちらをご覧ください。
リスニング・アドレスとポート
サーバー・プロパティページを見ると、「一般」欄があります。
ここではデフォルトポートとリスニングIPアドレスとリスニング・ポートを設定することが出来ます。
ここで行う設定変更は、設定後、ページ下の「適用」ボタンを押してOHSを再起動すると設定反映されます。
OHSのサーバー・プロパティ
ロギング
サーバー・プロパティページを見ると、「ロギング」欄があります。
ここではエラーログのファイル名とロギングレベルとIPアドレス変換を設定することが出来ます。
ここで行う設定変更は、設定後、ページ下の「適用」ボタンを押してOHSを再起動すると設定反映されます。
OHSのサーバー・プロパティ
クライアント・リクエスト処理とクライアント接続処理
ここで行う設定変更は、httpd.confファイルに反映されます。
以下にOEMとhttpd.confの対応するディレクティブを記述します。
OEM | httpd.conf |
同時に処理される最大リクエスト数 | ThreadsPerChild |
リクエスト・タイムアウト | Timeout |
接続タイムアウト | KeepAliveTimeout |
1接続あたりのリクエスト数を制限 | MaxKeepAliveRequests |
ThreadPerChild
Timeout
KeepAliveTimeout
KeepAliveTimeoutについてはApacheで説明してますので
こちらをご覧ください。
MaxKeepAliveRequests
MaxKeepAliveRequestsについてはApacheで説明してますので
こちらをご覧ください。