トップページ >  Oracle SQL >  順序の作成と採番
初版2006/08/13: 最終更新日2006/08/13
  順序の作成と採番
順序の作成と採番
一意制約の列がある場合、その整合性を保証するために順序オブジェクトを使用することがあります。
今までの経験上、何かの管理番号であったり、主キーが順序オブジェクトで採番されていたりしました。
順序を作成するには、create sequenceコマンドを使用します。
書式は

create sequence 順序名
start with 初期値
increment by 増分値;

というような書式になります。
順序名は、そのまま順序オブジェクトの名前です。
初期値はその順序オブジェクトを使用して採番する時の初期値です。例えば、1とかです。
増分値は次にオブジェクトを使用して採番する時にいくつ数値を増やすかという値の設定です。これもだいたい1でしょう。
これで順序が作成されました。が、順序の作成だけでは採番はされません。

採番するには 順序名.nextval という採番を使用します。
具体的には
select 順序名.nextval
from dual;

とすることで結果には初期値である1が返ってきます。もう一度同じSQLを発行すると次は初期値に増分値を足した2が返ってきます。