データベースから行を検索するにはselect文を使用します。
基本的な構文としては
select フィールド名
from テーブル名;
というように書きます。フィールド名とは列名のことで、表示したいフィールドが複数ある場合は
select フィールド名,フィールド名,フィールド名
from テーブル名;
というようにカンマ(,)で区切ってフィールド名を指定します。
全ての列を表示したい場合は
というようにアスタリスク(*)を使用します。これで全てのフィールド名が表示されます。
テーブル名はフィールドが属しているテーブルのことで、from キーワードの後にテーブル名を指定します。
テーブルが複数存在する場合は、カンマ(,)区切りでテーブル名を指定します。
select句には色々なフィールドを指定することが出来ます。
コーディングしていると便宜上from句で指定したテーブルの列定義に存在していないフィールドを、ダミー列として表示したい場合があります。
そういう場合は
select 0 as flg
from nonyu_table;
というように書くことができます。この時、nonyu_tableにflgというフィールド定義はありませんが、flgというフィールド名で、データが0のフィールドを表現することが出来ます。
プログラムコーディングしているとこういう事をしたい時がよくあります。
他にも
select null as field
from テーブル名;
というようにnullを指定してダミー列を表現したりします。これも先ほどの例と同様です。