自然結合では、同じ列名で同じデータ型の列で結合しますが、同じ列名で同じデータ型の列が複数存在する場合は、全て結合条件になってしまいます。
using句での結合では、自然結合のように同じ列名で同じデータ型の列を全て結合するのではなくそのうちの一つもしくはいくつかで結合したい場合に使用します。
usingの書式は
select 列名
from table1 join table2
using (結合列名);
となります。natural joinではなく、joinになっている点に注意してください。
結合したい列が複数存在する場合は、
using (id,name) というようにカンマ区切りで複数列指定します。
using句での結合には注意する点がいくつかあります。
まず、usingと自然結合を併用できません。
using句で指定した結合列を、select句やwhere句で使用する場合、表名(又は別名)で修飾することはできません。