コマンドファイルの中でコメントを入れたい場合があります。
と入力します。remarkコマンドは行の先頭に書かなくてはいけません。
remarkコマンドと同じコメントで
というのがあります。このコメントも行の先頭に入力する必要があります。
また、次の行にもコメントを入れたい場合は、次の行の先頭にremarkコマンド(または--)を入力します。
remark コメント1
remark コメント2
-- コメント3
-- コメント4
但し、SQL文中にremarkを入れたりするとエラーとなります。以下、例です。
SQL> select emp_id
2 from tbl_employee
3 remark aaa
4 where rownum < 10;
remark aaa
*
行3でエラーが発生しました。:
ORA-00933: SQLコマンドが正しく終了されていません。
また、remarkコマンド、--以外のコメント記号としては
/* と
*/
があります。/*と*/で囲んだ部分がコメントになります。このデリミタを使用した場合は複数行にまたがってコメントにすることが可能です。また、SQL文中に書くことも可能です。但し、このデリミタによるコメントのネスト(入れ子)はできません。
SQL> select emp_id
2 from tbl_employee
3 /* aaa
4 bbb */
5 where rownum <= 1;
EMP_ID
******************
000001
マニュアルによると、上記の例のように
/* の次に半角の空白を入れる必要があるとのことです。
しかし実際に空白を入れずにSQL文を実行してみるとエラーは出ませんでした。