トップページ >  SQL*Plus >  ホストOSのファイルをバッファ内に保存する
初版2005/05/30: 最終更新日2005/05/30
  ホストOSのファイルをバッファ内に保存する
ホストOSのファイルをバッファ内に保存する
ホストOSのファイルをSQLバッファ内に保存するには

get ファイル名 [list|nolist]

と入力します。list,nolistは省略可能ですが、省略した場合、デフォルトでlistオプションが指定されます。
listが指定された場合は、ファイル内容を表示してからSQLバッファに保存されます。
nolistが指定された場合は、ファイル内容が表示されずにSQLバッファに保存されます。
この時、ホストOSにファイルが存在しなければ、 "ファイル名"をオープンできません。というエラーが表示されます。

今、a.sqlというファイルが存在したとして、そのファイル内容が以下のような内容だった場合

select emp_id from tbl_employee where rownum < 10;
このファイルをgetコマンドでSQLバッファに保存して、runや/で実行するとセミコロン(;)の部分でエラーになります。
これは、getコマンドでSQLバッファに保存した場合にセミコロン(;)を省いてくれないためにおこります。
ですので、getコマンドを使用する場合は、SQLコマンドの終了はスラッシュ(/)か1行空白で終了しているファイルを指定します。
空白行で終了しているファイルを指定した場合は、入力待ち状態に戻すためにEnterを一回押して、入力待ち状態に戻し、runやスラッシュ(/)でSQLバッファを実行します。
もしくは、saveコマンドを使用して保存したホストOSのファイルをgetします。saveコマンドを使用して保存したファイルはスラッシュ(/)でSQLコマンドを終了するため、getしてSQLバッファを実行してもエラーにならないからです。
saveコマンドについては、詳しくはこちらをご覧ください。