現在のバッファを表示するには
list と入力します。たとえば今、list と入力すると
1 select emp_id,
2 name
3* from tbl_employee
と表示されたとします。これが現在のバッファの内容になります。
* はカレント行であることを示しています。カレント行は、バッファ編集コマンドが有効な行であり、なんらかのバッファ編集コマンドを実行すると、カレント行に対して実行されます。
カレント行を変更するには
list 2 というように行番号を指定します。すると2行目のみが表示され、2行目がカレント行になります。画面には以下のように表示されます。
また
list 開始行 終了行 というように入力すると開始行から終了行までを表示し、終了行がカレント行になります。例えば
list 2 3 と入力すると以下のように表示され、この場合3行目がカレント行になります。ちなみに、
list 3 2 のように、開始行 > 終了行の場合はエラーとなりますので気をつけて下さい。
2 name
3* from tbl_employee
また、バッファの最終行を表示したい場合は
list last と入力します。
すると以下のように表示され、最終行がカレント行になります。
listコマンドでは、前述した
last や
* を利用して以下のような使い方ができます。
list 指定した行 * と入力すると、指定した行から現時点でのカレント行を表示します。このコマンドによるカレント行の変更はありません。
list * 指定した行 と入力すると、現時点でのカレント行から指定した行を表示します。このコマンドにより指定した行が新たにカレント行になります。
list * と入力すると、カレント行のみを表示します。このコマンドによるカレント行の変更はありません。
list * last と入力すると、現時点でのカレント行から最終行を表示します。このコマンドにより最終行が新たにカレント行になります。
このようにlistコマンドによる現在のバッファの表示方法は色々あります。
そして、listコマンドで表示したバッファ内容の最後の行がカレント行になります。表示したバッファ内容が1行の場合はその行がカレント行になります。