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・メディアの再生が失敗しないように問題を解決する ・メディアの再生または挿入に問題がある場合 |
PowerPoint プレゼンテーションにビデオ ファイルやオーディオ ファイルなどのメディアが含まれている場合に再生の問題を回避するには、メディア ファイルの互換性を最適化します。これにより、プレゼンテーションを他人と共有することが容易になり、またプレゼンテーションを他の (異なるコンピューターでプレゼンテーションを行う) 場所へ持って行ってもスライド ショーを正しく再生できるようになります。
[互換性の最適化] が表示された場合は、潜在的な再生の問題の解決策のサマリーが提供されます。またプレゼンテーション内にメディアが出現する回数も表示されます。以下では、再生の問題を引き起こすことがある一般的な状況について説明します。
リンクされたビデオがある場合、[互換性の最適化] のサマリーには、ビデオを埋め込む必要があると表示されます。これを行うには、[リンクの表示] オプションをクリックします。表示されるダイアログ ボックスで、埋め込む各メディア アイテムについて [リンクの解除] をクリックするだけで、ビデオは埋め込まれます。
PowerPoint 2007 など、以前のバージョンの PowerPoint を使用して挿入されたビデオがある場合は、これらのファイルを確実に再生できるようにするために、メディア ファイルの形式をアップグレードする必要があります。アップグレードすることにより、このようなメディア アイテムは自動的に新しい形式に更新されて埋め込まれます。アップグレードの終了後には、[互換性の最適化] コマンドを実行する必要があります。
メディア ファイルを以前のバージョンから PowerPoint 2010 にアップグレードする (そしてファイルがリンクされている場合はファイルを埋め込む) には、[ファイル] タブの [情報] をクリックして [変換] をクリックします。
メディアの再生または挿入に問題がある場合は、適切なコーデックがインストールされていない可能性があります。たとえば、メディアが既に挿入されている PowerPoint プレゼンテーションが誰かから送られてきた場合に、そのメディアがインストールされていないコーデックに基づいていることがあります。最良の解決方法はプレゼンテーションの作成者がファイルを送信する "前" に [互換性の最適化] を実行することです。解決の難しい問題については、次のいずれかを実行すると役立ちます。