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初版2009/09/01: 最終更新日2009/09/01
5-9.  --interactive
目次
--interactive
使用可能なコマンド
--interactive
ファイルを書き出す際、同名のファイルがあれば上書きを待ってユーザーの確認を求めるようにするためのオプションです。
作業フォルダ内のファイルの数が増えてくると、どうしても名前の管理が難しくなってきます。そのような状況で効果を発揮するオプションといえるでしょう。

本オプションは、以下のように入力をおこないます。

gpg --interactive [コマンド]
gpg -i [コマンド]

同名ファイルがあった場合、次のようにメッセージが表示されます。

例:
ファイル「靴下の味がした.mp3.gpg」は既に存在します。上書きしますか? (y/N)

ここでyを選択すると、ファイルは上書きされます。
Nを選択すると、ファイル名を変更して保存をおこないます。変更後のファイル名は、ユーザー自身に入力を求められます。

新しいファイル名を入力してください:

ここでふたたび既存のファイル名を入力すると、もう一度(y/N)の上書き確認を求められます。
使用可能なコマンド
--interactiveオプションが使用可能なコマンドの例は、以下のとおりです。

--encrypt
--symblic
--sign
--clearsign
--detach-sign
--export

など、主にファイルを書き出すタイプのコマンドで使用できます。