--openpgp
--openpgpは、GnuPGでの動作をOpenPGPに完全に準拠した形でおこないます。
GnuPGは基本的にOpenPGP準拠を謳っていますが、一部特許問題等の理由によりGnuPGに入れられない機能を省いたり、また独立して進化した機能も存在しています。
GnuPG1.4.9時点での--openpgpは、RFC4880を参考に動作をおこないます。RFC4880の詳しい仕様は、
RFC4880を参照。
本オプションは、以下のように入力をおこないます。
gpg --openpgp [コマンド]
gpg --rfc4880 [コマンド]
このオプションを用いるとパケットの設定がリセットされますので、パケットの設定変更をおこなっている場合はご留意ください。
--rfc2440
--rfc2440は、GnuPGでの動作をOpenPGPのバージョンRFC2440に準拠した形でおこないます。
RFC2440の詳しい仕様は、
RFC2440を参照。
本オプションは、以下のように入力をおこないます。
gpg --rfc2440 [コマンド]
このオプションを用いるとパケットの設定がリセットされますので、パケットの設定変更をおこなっている場合はご留意ください。
--rfc1991
--rfc1991は、GnuPGでの動作をOpenPGPのバージョンRFC1991に準拠した形でおこないます。
RFC1991の詳しい仕様は、
RFC1991を参照。
本オプションは、以下のように入力をおこないます。
gpg --rfc1991 [コマンド]
このオプションを用いるとパケットの設定がリセットされますので、パケットの設定変更をおこなっている場合はご留意ください。
使用可能なコマンド
--openpgp、--rfc4880、--rfc2440、--rfc1991オプションが使用可能なコマンドは、以下のとおりです。
--encrypt
--symblic
--sign
--clearsign
--detach-sign
--recv-keys
--send-keys
--search-keys
--refresh-keys
--gen-revoke
など、さまざまなコマンドに影響が現れます。