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初版2009/09/01: 最終更新日2009/09/01
7-5.  RFC
目次
RFCとは
PGPにおけるRFC
RFCとは
RFCは、Request for Commentsの略であり、技術仕様の保存・公開をおこなう場や形式のことを意味します。 管理はIETF(Internet Engineering Task Force)によっておこなわれています。その名前が示す通り、一般から広くコメントを求める目的で立ち上げられました。

RFC 2555では、最初期の1969年から30年分のRFCの歴史がまとめられています。

RFCとしてのPGP
PGPは、RFC文書として仕様が完全に公開されています。
公開されたPGPの仕様はOpenPGPと呼ばれ、一部機能を除き(PGPが直接権利をもたない技術など)、商用利用を含めたいかなる利用も可能となっています。

OpenPGPの記事は、以下の通りです。
RFC 4880 (OpenPGP Message Format)
RFC 2440 (OpenPGP Message Format)
RFC 1991 (PGP Message Exchange Formats)

現行のOpenPGPは、2007年11月に公開されたRFC 4880です。ほとんど全てのPGPソフトウェアがこの仕様に従ってソフトウェアを開発しています。
OpenPGPに関する最新の情報は、OpenPGP.orgから知ることが可能です。