アクションフォームクラスとはWebサイト、例えばオンラインショッピングなどで「注文する」というボタンがあると思います。
このボタンを押した時に何を注文したかなどの情報を格納するクラス（プログラム）のことをStrutsではアクションフォームクラスと呼んでいます。

Strutsではアクションフォームクラスの雛形が決まっており、以下のようになります。
以下は、ログイン画面にユーザ名とパスワードを入力し、そのデータをアクションフォームクラスに格納するクラスの例です。

import org.apache.struts.action.ActionForm;

public class SampleActionForm extends ActionForm{
    private String user,pass;
    
    public String getUser(){
        return user;
    }
    
    public String getPass(){
        return pass;
    }
    
    public void setUser(String user){
        this.user = user;
    }
    
    public void setPass(String pass){
        this.pass = pass;
    }
}

上記のようにorg.apache.struts.action.ActionFormクラスを継承してアクションフォームクラスを作成します。
このクラスにはユーザ名とパスワードを格納するメンバであるuserとpass変数がString型で宣言されています。
このメンバにアクセスできるのはアクセサと呼ばれるgetXXXメソッドとsetXXXメソッドだけです。
上記のようにActionFormクラスは書き方が決まっています。