ApacheとTomcatの連携方法について説明します。
Apacheのインストール方法や設定方法などについては Apache をご覧ください。

ApacheとTomcatを連携するには、 mod_jserv、mod_webapp、mod_jk、mod_jk2 など色々なモジュールがあるみたいですが、今回は一番安定性が高いらしいmod_jk2というモジュールを使用して実現します。

Windows用のmod_jk2は こちら でダウンロードできます。
mod_jk2をダウンロードしたら、mod_jk2.dllとリネームし、Apache配下のmodulesディレクトリに格納します。
次に、mod_jk2をApache起動時にロードさせる必要があるため、Apacheの設定ファイルであるhttpd.confの編集を行います。
以下、1行追加します。

LoadModule jk2_module modules/mod_jk2.dll

ファイル名はmod_jk2.dllとリネームしているので、上記のように設定します。
これだけではまだApacheとTomcatの連携はできません。
次に、Apacheのconfディレクトリ配下に、 workers2.properties というファイルを作成します。
workers2.propertiesの中身は以下のようにします。

${APACHE2_HOME}/conf/workers2.properties

[channel.socket:localhost:8009]
info=Ajp13 forwarding over socket

[uri:/examples/*]
info=Map the Tomcat examples

[status:]
[uri:/jkstatus/*]
group=status:

[shm:]
disabled=1

最後にTomcat、Apacheの順番で起動してPortが80で接続できたら、ApacheとTomcatの連携は完了です。