今までTomcat\webapps配下でアプリケーションを作成いていましたが、Tomcatアンインストール時にWEBアプリが削除されてしまう恐れがあるため、一般的にTomcat配下ではWEBアプリを作成することは良くないとされています。
ということで、WEBアプリを別ディレクトリへ移行してみます。

Tomcat4.xでの設定方法は、 %TOMCAT_HOME%\webapps 配下に コンテキスト名.xml というファイルを作成し、そのファイルの中に以下のような設定をします。
コンテキスト名とは http://localhost/servlet-test/index.hml の servlet-test の部分を指します。
今回の場合はservlet-test.xmlというファイルを作成する必要があります。

<Context path="/TOMCAT_PROJECT" reloadable="true" docBase="D:\servlet-test" workDir="D:\servlet-test\work" />

上記は、docBase属性でWEBアプリの場所を指定しています。path属性でそのアプリのコンテキスト名を指定します。workDir属性はJSPをコンパイルしてクラスファイルを作成する場所を指定しています。JSPのコンパイルについては詳しくは こちら をご覧下さい。

Tomcat5.xでの設定方法は、 %TOMCAT_HOME%\conf\server.xml ファイル中のHost要素の子要素に以下の文を追加するだけです。

<Context path="/TOMCAT_PROJECT" reloadable="true" docBase="D:\servlet-test" workDir="D:\servlet-test\work" />

このように設定することで、Tomcatのインストールディレクトリ以外にWEBアプリをおくことができるようになります。