exit
exitコマンドはシェルで使用され、シェル起動元に終了ステータスを返すコマンドです。
通常、正常終了時は0にし、異常終了の場合は1以上とします。

以下は、日付の計算をおこない、標準出力するシェルでtest.kshというスクリプトとします。
このシェルを起動し、終了ステータスとして10を返し、起動元で終了ステータスを確認します。

シェルスクリプト
#!/usr/bin/bash

i=0  #インクリメント演算子
j=-9 #TZのデフォルトは「TZ=JST-9」
k=7  #ループ回数

while [ $i != $k ];do
    arr[$i]=`exit TZ=JST+$j date +%Y%m%d`
    i=$((i=i+1)) #インクリメント
    j=$((j+24))  #24時間足す
done

exit 10 #最後にexitコマンドで終了ステータス10を返している
プロンプト
$./test.ksh
$echo #?
10
$
シェル実行後の#?という特殊変数に終了ステータスが格納されているのがわかります。

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