チェックを入れるボックスを Word で使用するには、チェック ボックス フォーム フィールドを文書に挿入します。表を使用してチェック ボックスを文字列に揃えると見やすくなるので、最初に表を作成します。表を作成したら、1 つの列にチェック ボックスを挿入し、別の列に文字列を挿入し、その後レイアウトを調整できます。項目にチェックを入れるために、フォームをロックします。
手順 1. 表を作成する
- [挿入] タブの [表] で [表] をクリックします。
- [表の挿入] をクリックします。
- [列数] ボックスに「2」と入力します。
- [行数] ボックスに、必要な行数を入力します。リストの各項目につき、1 行が必要です。
表の列または境界線のサイズはここでは入力しなくてもかまいません。後で修正できます。
手順 2. チェック ボックスとテキストを入力する
チェック ボックスを追加するには、[開発] タブを使用する必要があります。
[開発] タブを表示する
- (Microsoft Office ボタン) をクリックし、[Word のオプション] をクリックします。
- [基本設定] をクリックします。
- [[開発] タブをリボンに表示する] チェック ボックスをオンにします。
チェック ボックスを追加する
- 挿入した表の一番上の左のセルをクリックします。
- [開発] タブの [コントロール] で [以前のバージョンのツール] をクリックします。
- [以前のバージョンのフォーム] の (チェック ボックス フォーム フィールド) をクリックします。
- メモ チェック ボックスの背景が灰色になっている場合は、[コントロール] で [以前のバージョンのツール] をクリックし、 (フィールドの網掛け表示) をクリックし、灰色の網掛けを非表示にします。
- チェック ボックスを挿入する次のセルをクリックし、Ctrl キーを押しながら Y キーを押して、別のチェック ボックスを挿入します。
- 必要な各項目にチェック ボックスを挿入した後、右上のセルをクリックして最初の項目の文字列を入力します。リストの項目ごとにこの手順を繰り返します。
手順 3. レイアウトを調整する
リストをレイアウトするために表を使用していますが、チェック ボックスを含む列の幅が広すぎないように、また文字列とチェック ボックスが揃うように、間隔を調整する必要があるでしょう。また、Word の表に通常表示される境界線を表示したくない場合も多いと思われます。これらの設定を調整するには、次の操作を行います。
- 表を右クリックし、[自動調整] をポイントし、[文字列の幅に合わせる] をクリックします。
- 表を右クリックし、[表のプロパティ] をクリックし、[表] タブをクリックします。
- [オプション] をクリックし、[左] と [右] ボックスで、チェック ボックスと文字列の間に少し間隔が空くように「0.5」などの数字を入力し、[OK] をクリックします。
- [表] タブで、[線種/網かけの変更] をクリックし、[罫線] タブをクリックします。
- [種類] の [罫線なし] をクリックし、[OK] をクリックします。
※境界線を削除しても、灰色の境界線が表示されている場合があります。これは表のグリッド線で、文書の印刷時には表示されません。画面上のグリッド線を非表示にするには、[表ツール] の [レイアウト] タブの [表] で [グリッド線の表示] をクリックします。
手順 4. フォームをロックする
項目のチェック ボックスをクリックしてチェックを入れるには、フォームをロックする必要があります。ただし、フォームがロックされていると、文字列やレイアウトを変更できないため、この手順は最後に行うようにしてください。
文書を編集するときは、簡単にフォームのロックを外すことができます。チェック ボックスをクリックできるようにするには、再びロックする必要があることに注意してください。