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・フィールドの実行結果を表示 |
既定では、フィールドの実行結果は文書の内容と共にシームレスに表示されるので、文書の読者には内容の一部がフィールドであることはわかりません。ただし、フィールドを網かけ表示にして、文書内で識別できるようにすることもできます。フィールドの実行結果を文書の内容と一体化するには、フィールドを網かけ表示するオプションをオフにし、フィールドの実行結果の書式を設定します。フィールドを目立つようにする場合は、フィールドを常に網かけ表示したり、フィールドを選択したときにのみ網かけ表示することができます。フィールドの実行結果に書式を設定するには、フィールドに文字列の書式を適用するか、またはフィールド コードに書式設定スイッチ を追加します。
※フィールドの網かけオプションが [選択時のみ表示する] に設定されている場合、フィールド内をクリックするとフィールドには灰色の背景が表示されます。ただし、灰色の網かけはフィールドが選択されていることを示しているわけではありません。フィールドをダブルクリックするか、またはマウスでドラッグしてフィールドを選択すると、灰色の網かけに選択を示す強調表示が追加されます。
たとえば、AUTHOR フィールドによって挿入された名前に下線を引くには、中かっこを含めてフィールド コード全体を選択するか、またはフィールドの実行結果全体を選択します。次に、[ホーム] タブの [フォント] で [下線] をクリックします。
※フィールドを更新すると、フィールドの実行結果に直接設定した書式が解除される場合があります。設定した書式を保持するには、フィールド コードに \* MERGEFORMAT スイッチを追加します。[フィールド] ダイアログ ボックスを使用してフィールドを挿入する場合は、既定で \* MERGEFORMAT スイッチが追加されます。