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・フィールドの更新方法を制御 |
既定では、文書を開いたときに自動的にフィールドが更新されます。これによって、情報が最新の状態に保たれます。ただし、この動作が必要ではない場合もあります。たとえば、ヘッダーに表示される日付が文書を開くたびに現在の日付に自動的に更新されるのではなく、特定の日付を表示することができます。
フィールドは、フィールドを右クリックし、[フィールド更新] をクリックするか、フィールドをクリックし、F9 キーを押すことによって更新することもできます。
文書の本文にあるすべてのフィールドを手動で更新するには、Ctrl キーを押しながら A キーを押してから F9 キーを押します。ヘッダー、フッター、またはテキスト ボックス内のフィールドは、個別に更新する必要があります。ヘッダー、フッター、またはテキスト ボックス内をクリックし、Ctrlキーを押しながら A キーを押してから F9 キーを押します。
フィールドをロックして、フィールドが自動更新または誤って更新されないようにすることができます。
次のうちいずれかの操作を行います。
実行結果のロック (\!) スイッチを指定すると、元の場所にあるフィールドの実行結果が更新されない限り、INCLUDETEXT フィールドまたは REF フィールドの実行結果に含まれるフィールドが更新されなくなります。このスイッチが指定されていない場合、INCLUDETEXT フィールドまたは REF フィールドが更新されるたびに、フィールドの実行結果に含まれるフィールドも更新されます。
たとえば、{ INCLUDETEXT C:\\abc\test.doc \! } というフィールドで "test.doc" という文書の内容が挿入され、この文書に DATE フィールドが含まれているとします。INCLUDETEXT フィールドを更新しても、元の文書 ("test.doc") で DATE フィールドが更新されていない限り、\! スイッチにより、文書中に含まれている DATE フィールドは更新されません。この結果、INCLUDETEXT フィールドで挿入した内容と、本来の文書の内容が確実に一致します。
DATE フィールドを両方の文書で更新するには、まず元の文書 ("test.doc") でフィールドを更新し、次に作業中の文書の INCLUDETEXT フィールドを更新します。