コマンドプロンプトのdel(erase)
delコマンドは一つ以上のファイルを、削除するコマンドです。書き方は

del 削除するファイル名

というように書きます。削除するファイル名にはスペース、カンマ、セミコロンのいずれかで区切って複数のファイルを指定することが出来ます。ワイルドカードで複数のファイルを指定することも可能です。
削除したいファイルが現在のディレクトリとは違うディレクトリである場合は絶対パスか相対パスでファイル名を指定します。
現在C:\batがカレントディレクトリとします。C:\配下にあるtest.txtを削除したい場合は

≪相対パスで指定する場合≫
del ..\test.txt

≪絶対パスで指定する場合≫
del C:\test.txt

というように指定します。

delコマンドのオプション
オプションで /p を指定すると、「~ を削除しますか (Y/N)?」という確認のメッセージが表示されます。
バッチファイル中でオプション /p を指定してdelコマンドを実行した場合も確認のメッセージが表示されます。

読み取り専用ファイルをdelコマンドで削除しようとすると、「アクセスが拒否されました。」とメッセージが出てしまいます。読み取り専用ファイルを強制的に削除するためには、オプションで /f を指定します。

オプションで /s を指定すると、現在のディレクトリ配下の全てのサブディレクトリから、指定したファイルを削除します。。
ワイルドカードを使用して複数のファイルを削除するとき、オプションで /q を指定すると、確認のメッセージを表示せずに削除します。

Back to top