arpコマンドは、arpテーブルというIPアドレスとMACアドレスの対応表を表示、編集するコマンドです。
コマンドライン上で
arp -a
と入力してEnterを押すと、現在のarpエントリを表示します。
また、
arp -d
と入力してEnterを押すと、現在のarpエントリを全て削除します。
また
arp -s IPアドレス MACアドレス
と入力してEnterを押すと、静的エントリを追加することができます。
arp
簡単に説明すると、
Interface: 192.168.1.50 on Interface 0x000003
↑Interface 0x000003のarpテーブルを表示。arpテーブルはInterfaceごとに存在しています。
Internet Address | Physical Address | Type |
192.168.1.50 | 00-00-17-78-22-1f | dynamic |
↑Internet AddressはIPアドレスのことで、Physical AddressはMACアドレスのことです。Typeは「arp -s」コマンドでエントリした場合はstaticとなりますが、それ以外はdynamicとなります。