ユーザライブラリとは複数のjarファイルを一つのユーザ定義ライブラリとしてグループ化したライブラリのことを言います。
ユーザライブラリを定義することにより、いちいちjarをライブラリに追加する必要がなくなります。
また、パッケージエクスプローラにjarが全部表示されますが、一つのライブラリにまとめられるのでパッケージエクスプローラのツリー表示がシンプルになります。
ユーザライブラリを定義するには[ウィンドウ] - [設定]から下図設定ウィンドウを開きます。
ユーザライブラリの設定
[Java] - [ビルド・パス] - [ユーザー・ライブラリー]を選択し、「新規」ボタンをクリックします。
すると下図のウィンドウが開きますので、適当なユーザライブラリ名を入力して「OK」します。
ユーザライブラリの設定
下図ウィンドウに戻るので、「JARの追加」を押します。
ここで、jar形式とzip形式のファイルを複数選択できるので、ユーザライブラリにまとめたいファイルを全て選択します。
jarの追加をしたら「OK」を押します。これでユーザライブラリの定義は完了です。
ユーザライブラリの設定
次に、先ほど定義したユーザライブラリを使用したいプロジェクトのプロパティを開きます。
下図は、testプロジェクトをパッケージエクスプローラ上で右クリックし「プロパティ」を選択しています。
ユーザライブラリの設定
ここで、「ライブラリーの追加」を選択します。
すると下図が開きますので、「ユーザー・ライブラリー」を選択して「次へ」を押します。
ユーザライブラリの設定
先ほど作成したユーザライブラリが表示されるのでチェックボックスをチェックして「終了」を押します。
ユーザライブラリの設定
すると下図のようにユーザライブラリが追加されますので「OK」を押して官僚です。
このライブラリの中には複数のjarファイルなどが格納されてますので、複数のjarファイルを追加したのと同じことになります。
またパッケージエクスプローラにいちいち表示されていたjarファイルが一つのユーザライブラリにまとめられますのでシンプルに見えます。
ユーザライブラリの設定