ファクトリーの導入とは、コンストラクタをstaticなコンストラクタに変換することを言います。
このstaticなコンストラクタをファクトリメソッドと言います。
「リファクタリング」 - 「ファクトリーの導入」を選択すると、下図ウィンドウが開きます。
ファクトリーの導入
このウィンドウで、「ファクトリー・メソッド名」欄にファクトリーメソッド名を記述します。
次に「ファクトリークラス」欄でファクトリークラスを記述します。デフォルトは現在のクラスになりますが、違うクラスに作成することも出来ます。
「コンストラクターをprivateにする」にチェックをいれると既存のコンストラクタのアクセス修飾子がprivateに変わります。
以下、例です。
ファクトリーの導入
この状態で「OK」を押したとします。すると下図の赤で囲んだ部分にファクトリーメソッドが生成されます。
ファクトリーの導入
ファクトリーメソッドの利点は、ファクトリーメソッドの引数によって、オブジェクトの生成ができる点です。