文字を入力するにはモードをインサートモードに移行して、文字を入力できる状態にしなくてはいけません。
gvimを起動直後はコマンドモードの状態ですから、まずコマンドモードからインサートコマンドに移るコマンドを入力します。
コマンドモードの状態から
a
と入力するとインサートモードに変わり、カーソル位置の後ろに文字を入力できるようになります。
コマンドモードの状態から
A
と入力するとインサートモードに変わり、カーソル位置の行の最後にカーソルが移動されます。
コマンドモードの状態から
i
と入力するとインサートモードに変わり、カーソル位置の前に文字を入力できるようになります。
コマンドモードの状態から
I
と入力するとインサートモードに変わり、カーソル位置の行の最初にカーソルが移動されます。
a と i 、また A と I は動作がすごく似ていますがこの違いをしっかり覚えて使い分けできるようになると、作業効率があがります。
コマンドモードの状態から
o
と入力するとインサートモードに変わり、カーソル位置の下に行が挿入されてカーソルも移動し文字を入力できるようになります。
コマンドモードの状態から
O
と入力するとインサートモードに変わり、カーソル位置の上に行が挿入されてカーソルも移動し文字を入力できるようになります。
コマンドモードの状態から
s
と入力するとカーソル位置の文字を削除してインサートモードに変わります。
コマンドモードの状態から
S
と入力するとカーソルが置かれた行が削除されてインサートモードに変わります。
C
と入力するとカーソルが置かれた場所から行の最後までが削除されてインサートモードに変わります。
インサートモードの操作は通常のメモ帳などでの操作と同じで、Back spaceやDeleteも使えますし空白やタブ等も使えます。
また、インサートモードの状態から使用するコマンドもあります。それはインサートコマンドの項目で紹介します。