カーソルが置かれている行で、行末まで削除したり、指定した文字までを削除したりしたい場合があります。
カーソルが置かれた場所から行末までを削除するには、コマンドモードの状態で、
D
と入力すると、カーソルが置かれている場所からその行の行末までを削除することができます。
このとき、モードはコマンドモードのままとなります。
次にカーソルが置かれた場所から、カレント行の指定した文字までを削除したい場合は
df指定した文字
と入力します。例えば、下図のようなファイルがあるとします。
カレント行での色々な削除
このファイルで、カーソルが置かれている場所からaと言う文字までを削除したい場合
dfa
と入力します。すると下図のようになります。
カレント行での色々な削除
次に、そのまま二つ目のeまでを削除したい場合は
2dfe
というように入力します。すると下図のようになります。
カレント行での色々な削除
このように指定した文字が行中に2つや3つなどある場合に、何個目かまでを削除したい場合は最初に何番目かを指定します。
カーソルが置かれた場所から逆側(行の先頭)側を削除したい場合は
dF指定した文字
というように大文字のFを指定します。