jQueryの基本構文は、「jQuery関数」とその返値である「jQueryオブジェクト」です。
また挙動はコールバック関数によって定義するのが一般的です。
リスト2. 基本構文
<script>
jQuery(document).ready(function(){
var jq = jQuery(this);
});
</script>
jQueryはJavascriptライブラリですので、<script>要素内にコードとして記述します。
リスト2.では、二つのjQueryの使用方法を記述しています。
- イベントの定義
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最初の「jQuery(document).ready();」では、イベントとしてページドキュメントの準備ができた場合に実行されます。
この書き方は、<body>要素の「load」イベントと同様です。
このように、DOMオブジェクトを第1引数として jQuery関数のメソッド「ready関数」を呼び出すことでイベント時の挙動を定義することができます。
- jQueryオブジェクトの生成
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jQuery関数の返り値は、jQueryオブジェクトです。
jQueryオブジェクトは、様々なプロパティやメソッドを持ちます。
jQueryはそれらのプロパティやメソッドを用いてさまざまな操作やエフェクトを実行します。