ANY演算子は、where句で記述されている副問い合わせ又はリストの全ての値と対象フィールドを比較します。
比較は、ANY演算子の前に
=、!=、<、>、<=、>= のいずれかを指定して比較します。
この時、対象フィールドと比較されるリスト又は副問い合わせの型は一致していなければいけません。
また、副問い合わせの検索結果は複数行でも構いませんが、副問い合わせで指定するフィールドは1つでなくてはいけません。
副問い合わせの検索結果が複数行の場合、その値のいずれかが対象フィールドとの比較が真であれば、副問い合わせの結果は真となります。
以下にリストとANYを使用して比較したSQLの例を示します。
select *
from employee
where age >= any (18,20,33);
このSQLは、フィールドageがリスト内の数字のどれか一つよりも大きい場合、検索結果として抽出されます。
ちなみにANY演算子は
SOME演算子と同じ働きをします。