SQLバッファ内のカレント行の後に、1行の文字列を追加したい場合の書式は
input 挿入したい文字列
と入力します。複数の行をカレント行の後に追加したい場合は
input
と入力します。するとカレント行の次の行数がプロンプトに表示され、プロンプトに続けて挿入したい文字列を入力し、Enterを押します。
今、SQLバッファを表示すると以下のような内容だとします。
SQL> list
1 select emp_id
2 from tbl_employee
3* where rownum < 10
SQL>
この状態で
input と入力すると
SQL> input
4
上記のように次の行数がプロンプトに表示され、挿入したい文字列を入力することができます。
引き続き次の行に文字列を挿入するにはEnterを押します。
複数行入力し終わったら、次の行のプロンプトで何も文字列を入力せずにEnterを押します。するとコマンド入力待ち状態に戻ります。
以下に例を示します。
SQL> list
1 select emp_id
2* from tbl_employee
SQL> input
3 where rownum < 10
4 and emp_id like '00%'
5
SQL>
上記のように入力すると3~4行目に文字列が挿入されます。以下、SQLバッファの内容です。
SQL> list
1 select manno
2 from tbl_man
3 where rownum < 10
4* and manno like '00%'
SQL>
先頭行に挿入する場合はinputと書かないで
0 先頭行に挿入したい文字列
と入力します。