cat
catコマンドは、指定したファイル内を参照するコマンドです。
使用方法は

cat test1.txt
というように実行するとtest1.txtを表示します。
但し、catコマンドでは、ファイル内を一気に表示するため、大きいファイルの場合、ファイルの先頭部分を見ることが出来なかったりします。

ただ単に、catと入力すると、標準入力から入力待ち状態となります。

catコマンドでファイル作成
catコマンドでファイルを作成することが出来ます。
catを実行すると標準入力待ちとなりますので、キーボードから入力されたキーストロークをそのままファイルにリダイレクトすることによってファイル作成が出来ます。
以下のように実行します。

cat > a.txt
この後、標準入力待ちとなるため、キーボードから入力し、入力し終わったら ctrl + d でファイル作成を終了します。
これでカレントディレクトリにa.txtというファイルが作成されます。

ファイルを連結
catコマンドではファイルを連結し、別ファイルを作成することが出来ます。
a.txtとb.txtというファイルがあるとします。
このファイルを連結するには

cat a.txt b.txt < c.txt
とします。するとc.txtにはa.txtの次にb.txtが追加書きされて作成されます。

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