cut
cutコマンドは、-dオプションで指定した区切り文字と、-fオプションで指定したフィールド番号からセレクトされたフィールドを表示するコマンドです。
ファイルもしくは標準入力からセレクトします。
以下は標準入力から入力した値をcutコマンドを使用して表示しています。

$ cut -f 1,2 -d /
aiu,,,/+*}?/!"#$%'()/
aiu,,,/+*}?

!"#$%'()/{}`*_?*``
!"#$%'()/{}`*_?*``

!"#$%'()/{}`*+_?<>
!"#$%'()/{}`*+_?<>
-f 1,2は1フィールド目と2フィールド目を表示します、という意味です。複数フィールド指定の場合はカンマ区切りで指定します。
-d /はスラッシュ(/)を区切り文字とします、という意味です。
この区切り文字により、フィールドが区切られます

ファイルから読み込む
以下のような内容のファイルa.txtがあるとします。

1,java,2000
2,jsp,2000
3,servlet,3000
このようなファイル内容から2番目のフィールドを表示したい場合は

cut -f 2 -d , a.txt
というようにファイル名を指定してcutコマンドを実行します。
結果は以下のようになります。

java
jsp
servlet

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