トップページ >  SQL*Plus >  SQLコマンドを実行する
初版2005/05/26: 最終更新日2005/05/26
  SQLコマンドを実行する
目次
SQLコマンドを実行する
SQLコマンドを実行する
SQLコマンドを実行するには色々な方法がありますが、まず第一に直接入力する方法があげられます。
コマンド入力待ち状態(SQL> と表示された状態)で

SQL> select emp_id from tbl_employee where where emp_id like '99%';

というように入力してEnterを押します。するとSQLコマンドが実行され、問い合わせ結果が画面に表示されます。
このように簡単なSQLコマンドなら1行でいいと思いますが、複雑なSQLコマンドになると可視性の観点から複数行に分けてSQLコマンドを入力したい場合があります。こういう場合、下記のように

SQL> select emp_id 
  2  from tbl_employee 
  3  where where emp_id like '99%';
             :
             :(問い合わせ結果が表示される)
             :
SQL>

改行したい場所でEnterを押して複数に分割して入力することが可能です。
複数行にまたがる場合、プロンプトは2行目からSQL>ではなく行番号が表示されるようになります。
また、よく見るとSQLコマンドの最後にセミコロン(;)が付いていますが、このセミコロンがSQLコマンドの終了を意味しています。
このセミコロンがあって初めてSQLコマンドが実行され、問い合わせ結果が画面に表示されて、またコマンド入力待ち状態に戻るようになっています。
SQLコマンドを終了を意味するものは、セミコロンの他に2つあります。
一つは、下記のように
SQL> select emp_id 
  2  from tbl_employee 
  3  where where emp_id like '99%'
     /
             :
             :(問い合わせ結果が表示される)
             :
SQL>


最後の行にスラッシュ(/)を入力してEnterを押す方法です。この方法でもSQLコマンドが実行されて、またコマンド入力待ち状態に戻ります。
もう一つは、Enterを2回入力する方法です。具体的には下記のようになります。

SQL> select emp_id 
  2  from tbl_employee 
  3  where where emp_id like '99%'
               ‥‥1行空いている
SQL>

但しこの場合、SQLコマンドは実行されずにSQLバッファに格納だけされて、コマンド入力待ち状態に戻ります。
SQLバッファの実行についてはこちらをご覧ください。