暗黙カーソルはPL/SQLのプログラム内で、直接SQL文を記述した場合に暗黙的に作成されます。
使用することに事前に準備は必要ありません。
通常のSQLを記載するのみです。
暗黙カーソルの属性を利用して処理の分岐が可能です。
例:暗黙カーソルの属性の利用
DECLARE
mgr_no NUMBER(6) := 122;
BEGIN
DELETE FROM employees_temp WHERE manager_id = mgr_no;
-- 削除された件数を出力します
DBMS_OUTPUT.PUT_LINE('Number of employees deleted: ' || TO_CHAR(SQL%ROWCOUNT));
END;
%FOUND
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直前のDMLがDBに変更を加えた場合、TRUEを返します。
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%ISOPEN
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暗黙カーソルの場合は常にFALSEを返します。
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%NOTFOUND
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%FOUNDと逆の結果を返します。
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%ROWCOUNT
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直前のDMLがDBの何件の行に影響を与えたか、件数を返します。
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